思考|思考は現実化する*自分自身と向き合うことが鍵*

思考で繋ぐ

思考の現実化というフレーズをみなさんもどこかで聞いたことがあるかもしれません。

ここ最近になって、特に本やメディアでも取り上げられる機会が多くなったような氣がしています。

「どうせスピリチュアル要素が強い話じゃないの?」
「そんな簡単で美味しい話なんてないない」

とかそういった印象を持たれる方も、これまた多い氣もします。

初めに言ってしまいますが、『思考の現実化は決してスピリチュアルではない』のです。

ここでいうスピリチュアルとは、決して怪しい話ではないということ。

むしろ、皆さんも日頃からきっと無意識の中で使っている手法なのです。

既に、色々な方がこの思考の現実化について解説をしていますので、今回は僕の体験談を踏まえて、僕なりの視点で解説していきたいと思います。

思考の現実化は難しい?

思考の現実化って、なんか難しそうだ…みたいな印象があったりしませんか?

個人的な感覚で言えば、思考の現実化ってめっちゃめちゃ簡単なこと。

簡単と言っても、何でもかんでも現実化といったようなニュアンスではなく、今すぐにでもやれるという意味で簡単という表現にしています。

まあでも簡単すぎるからゆえに、何となく胡散臭さを感じて思考ブロックしてしまうみたいなケースも多いのかなぁと。

胡散臭く感じるのも、この社会の常識や概念というものが子どもの頃から刷り込まれて教育されているため、おそらく顕在意識に強く植え付けられているんだと感じます。


少し話が逸れてしまいますが、今の社会に生き辛さのようなものを感じている人は多いんじゃないでしょうか。

僕も生き辛さを感じているうちの一人で、とにかく競争という概念がとても苦手でして…。

競争もそうですが、成功するためには成り上がらないといけないみたいな思想。

結局そこに付随するのは、執着所有の概念成功必勝必要以上に氣を遣わないといけない人間関係とか、なんか改めて列挙してみると頭が痛くなりますね…。

この社会においては、子どもの頃は学校に行って、社会に出たら就職して、ある程度稼げるようになったら家庭を作って、老後は納めていた年金暮らしをする…みたいなテンプレ通りの生き方を強いられる。

本来であれば、自分の生き方は自分で決められるはずなのに。

今の社会における人生の目的は、ほぼほぼ稼ぐことに一点集中させられているような氣がしますが、まさしくお金で全て生き方が左右される社会

努力の対価のほぼ全てがお金、すなわち努力しないとお金は手に入らない。

当たり前のようですが、これってめちゃめちゃしんどくありませんかね・・・。

でも、これも全てその人自身の思考の現実化だったりするわけなんです。

思考の現実化は常にポジティブなことが起こるわけではなくて、ネガティブなことも当然含まれます

むしろ、この社会においてはネガティブよりの思考の現実化が多いんじゃないかなぁとまで思いますが…。

要するに、生き方とか概念とか価値観とか色んなものが刷り込まれているので、そうしう世界ばかりをイメージして現実化になっているわけなんです。

でもそれって結局、自分自身で考えた世界というより、すでに用意されている世界ばかり見ているんじゃないかなと。

つまり、自分で考える力を失わさせられている、自我を失ってしまっている

あるいは自分で考える力を持ったとしても、刷り込まれた固定観念で「まあきっと無理なんだけど」みたいな思考ブロックの壁を自分自身で作ってやぶれなくするという無限ループ。

でも、その思考ブロックの壁を認識してしまえばいいだけなのです。

認識してしまえば、その壁はもう崩れたも同然。

まずは自分自身がそうした常識や概念に囚われすぎていないかを確認することが大事だと思います。

イメージできることは現実化できるということ

きっと多くの人が「こうなればいいなぁ」「こういう世界がいいなぁ」と言ったような自分にとって叶えたいフワッとしたイメージがあるんじゃないでしょうか。

先ほどのセクションでも話しましたが、そこに思考のブロックが入ることでそのイメージはイメージだけで終わってしまいます。

でも、個人的に思っていることが一つあって…。

イメージできるってことは現実化できる

僕は日頃から常にそう思うようにしています。


しかし、イメージってどうやって脳内に映し出しているのでしょうか。

他人のイメージ像がどんなものかは分からないのですが、僕は結構リアルな光景として頭の中で見ています。

ちなみに、この「見る」というものは下記の2種類に分けられるそうです。

  • 視覚的な情報(目に映るもの)
  • 想像で作られる情報(脳に映し出されるもの)

例えば、目の前にある景色を見てもらって、その次に目を瞑ってその景色を頭の中でイメージしてみてください。

皆さんにはどう映るでしょうか。

多少ぼやけていたりするかもしれませんが概ね同じ景色だと思います。

目で見るか、頭で見るか(想像)の違いなだけで、二つとも映しているものは同じなはず。

でも、頭の中で描写を瞬時にイメージできるって不思議ですよね。

とある大学の研究発表によると、頭で想像する描写は「脳の視覚領域」を使用しているらしいです。

ちなみに視覚領域とは脳の後頭部にあります。(厳密には後頭葉)

余談ですが、目で見たものの視覚情報の伝達メカニズムは超ざっくりいうと下記の流れ。

目(網膜)視床(間脳)視覚領域(後頭葉)

間脳には松果体もあるのですが、思考の現実化のプロセスってもしや…。

視覚領域(後頭葉)松果体(間脳)目(現実)???


話が逸れてしまいましたが、イメージは思考の現実化のために必要な要素の一つであるとは思います。

それに自分がやりたいことや叶えたいことのイメージを広げている時って楽しいですよね。

時にイメージを妄想と呼んだりもしますけれども、これだと非現実的であることを前提にしてしまうのであまり口にしない方がいいかもしれません。

イメージするものは全て現実化できるんだと思って、どんどんどんどん膨らませていけばいいんだと個人的には思います。

理想の対義語は現実?

イメージできることは現実化できるということについて書きましたが、その上でもう一つ取り上げたいテーマがあります。

それは「理想」について。

理想とは完璧あるいは最高の状態を表す言葉です。

よく理想の対義語は現実と言われますが、果たして本当にそうでしょうか。

空想(あるいは妄想)の対義語が現実ならしっくりきますけれども…。

諸説解釈があると思うので、あくまでも主観的な視点で考えていきたいと思います。


これは一般的な例にはなりますが、子どもが掲げる将来の夢に対して理想というレッテルが貼られるガチではないでしょうか。

どうせ子どもの言うことだから言わせておけばいい的な。

やがて大きく成長するにつれて「いい加減現実を見なさい」みたいにこれまたレッテルを貼られて、理想ブレイクが発動させられます。

この時点で『理想は叶えられるものではない』と錯覚を刷り込まれるわけです。

このテーマの冒頭にも述べた通り、理想は「完璧あるいは最高の状態」を表している言葉です。

であれば…

理想は現実化するもの

だと思うのです。

理想というイメージをどんどんどんどん膨らませていきながら、それら全てが現実化していくほどワクワクすることはないよなぁと思うのです。

まさに、理想も現実化するイメージの一つなんだろうなと思います。

顕在意識と潜在意識

急にトピックスが変わりますが、意識には二つの種類があるとされています。

  • 顕在意識・・・自覚がある状態で考えたり行動したりすることができる(表面)意識のこと。

         論理的な思考・理性・知性・判断力を指すもの。

  • 潜在意識・・・自覚がない状態で本人の行動や思考に影響を与えている無意識のこと。

意識レベルの力関係としては約90%が潜在意識であり、残り10%が顕在意識とされています。

つまり人の行動の大部分は潜在意識によって決定されているらしいです。

また潜在意識には善悪、時間、否定という概念がなく空想と現実の区別もつかないようです。

言い換えればとても素直で自由な思考。

顕在意識はより現実的な目線で論理的に考えるので、ある意味潜在意識のブレーキ役にもなりうるということでしょうか。


思考の現実化をよりうまく使いこなせるには、この顕在意識とうまく付き合えるかが鍵となってくると思います。

例えば・・・。

仕事行きたくないなぁ」(潜在意識

 →休みたいと思っている

え?休むの?上司に何か言われない?周りの目は気にならない?」(顕在意識

 →休みたいけど色々な情報が不安で休めなくなっている

こういうシチュエーションは現代社会人にとってよくあるものだと思います。

かくいう僕もこのシチュエーションは学校に行っている時からしょっちゅう遭遇してました。

その時に結局どっちを選択するかというと後者が圧倒的に多かったです。

結局のところ、この顕在意識は生きている社会やコミュニティによって構築される思考そのもの。

尚、赤ちゃんは潜在意識が100%だと言われますが、これは納得できますよね。

きっと、成長するにつれていろんな経験や知識が顕在意識となって武装されていくんだと思います。

だからこそ、この顕在意識とうまく付き合っていくことが大切

今までの常識に捉われていては、自分が本当にやりたいことやなりたいものに対する単なる潜在意識ブレイカーとして強く働いてしまうと思います。

直感で感じたことはとりあえず素直に従ってみる。

さらに、その潜在意識に対して顕在意識が同調してくれるのならば、より強力に発揮できるんじゃないでしょうか。

思考癖を考えてみる

さて、先ほどのセクションでは潜在意識と顕在意識について書きましたが、この顕在意識の中にきっと凝り固まっている思考癖があるんじゃないかと思います。

これやりたい!あれやりたい!と思っている。

→でも・・・だって・・・と一々否定的な理由をつけてしまう

直感とか湧き出た感情に対して、否定系に入ってしまうパターン

これは潜在意識ブレイカーが発動している状態です。

この現代社会においては、守らなければいけない常識やルールに溢れており、同時に日本社会においては同調圧力といったような周りと同じであるようにしなければいけないといった思考癖にさせられているように感じます。

人と違うことをしていることに対して恐怖を感じる。

恐れがあるからこそ、顕在意識が自分を守ろうと機能しているわけです。

そりゃ、でも・・・だって・・・といった否定系の思考癖がまとわりつくのもやむを得ないわけですね。

であれば、否定系の思考癖にとことん寄り添ってみて、更にそこから否定を否定で塗り替えてしまえばいいだけ。

例えば・・・。

小腹が空いた、何か食べたい。(潜在意識

→え?食べるの?太っちゃうよ?(潜在意識ブレイカーの否定系顕在意識

→→いや?でもここで我慢したら余計にストレスで太る?(否定形顕在意識ブレイカーの否定形顕在意識

今までの思考プロセスに対して、一手間加えてあげるだけで世界は変わってしまうものです。

思考一つでこの世界の生き方はイージーモードハードモードの選択ができてしまうと思うんです。

自分の思考癖が否定形であればあるほど、著しい環境の変化が体験できるかもしれません。


積み重なる思考のブロック

ここまで色んな情報をお伝えしてきましたが、結局のところ…。

難しく考えれば考えるほど思考のブロックは積み重なるような気がします。

こうじゃなきゃいけないんだとか、こういった思考は良くないとか、まるでそのゴールに向かうには一本道しかないみたいな錯覚に陥ってしまうような感じに。

僕も結構そうなんですよね・・・。

いろんな情報やメディアに触れていれば触れているほど、こうした思考のブロックに陥りやすいと感じます。

現実化を急ぐあまりに、色んな情報集めが近道なんだと勝手に思い込んでしまう癖。

まさに思考のブロック武装化

いつまで経っても堂々巡りになってしまいがちです。


最終的に自分がどうしたいか、どうなりたいかは、とことん自分自身との向き合いが大切になると思います。

どんな話や情報でもなくて、自分自身と向き合う、それだけ。

まとめ

要点を少しまとめてみると…。

* 思考の現実化は誰でもできる簡単なツール。

* イメージそのものが思考の現実化につながる。

* 理想は空想ではなく、現実化するもの。

* 顕在意識とうまく付き合っていくことが大切。

* 思考癖を認識するために自分自身としっかり向き合うことが大切。

思考の現実化って、本当は簡単なツールなんだと個人的に思います。

叶えたいことをイメージして、顕在意識に耳を傾け、思考癖や思考のブロックを解除して・・・みたいな。

もちろん思考の現実化のプロセスはたくさんあると思っていて、あくまで個人的な解釈によるものではあるのですが、何よりも大事なものは「自分の声をちゃんと聞いて正直に生きる」ではないでしょうか。

それは自分らしく生きる、つまり人生を自由化していくことにも繋がっていくことになると思います。

そちらの記事は下記にもまとめています。


それでは今回はここまで。

倖せが繋がりますように★彡*iᵕi*★


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